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Q.神奈が焼いた歌集は何? A.古今和歌六帖。 【裏葉】「全部で四千五百首あるのですから、ぐずぐずとはできません」 【裏葉】「おかげで、せっかくの古今六帖一具が朝餉(あさけ)の焚きつけに」 古今六帖とは『古今和歌六帖』のこと。万葉集・古今集・後撰集を中心とする百九十三人の和歌約4600首の和歌を500余りの題に分類、さらに6帖とした類題和歌集。 略称、古今六帖。別名、紀氏六帖。
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Q.往人の母は「女の子は最後の夢を見た朝、死んでしまう」って言ってたけど…? A.【推測】往人の母が言った通り、今までの法術使いたちが出会った少女らも「最後」まで夢を見ていたようだ。これは、翼竜と空を飛ぶ夢を見た次の日に少女が死んでしまうということが、何世代かに渡って続いたことによると思われる。それらの経験の蓄積が「最後の夢」という言葉として残ったのだろう。 【往人の母】「女の子は、全てを忘れていく」 【往人の母】「いちばん大切な人のことさえ、思い出せなくなる」 【往人の母】「そして、最後の夢を見終わった朝…」 【往人の母】「女の子は、死んでしまうの」 器が壊れかければ記憶を失うが、逆に言えばそれだけなので、誰かがそばにいることさえできれば「最後の夢」を見るまで死ぬことはないだろう。裏葉がやっていたように、法術使いならば「呪い」を受け流すことも可能だ。 実際にプテラノドンと飛ぶ「最後の夢」というモノが存在するのも事実なので、やはり歴代の少女たちはずっと「最後の夢」を見ていたと思われる。 しかし、ただ最後の夢を見るだけでは意味がない。器を壊すことなく最後の夢を見た上で、その内容を理解して、翼人の使命通り幸せに生き、幸せに死ななければならない。それは、今までの「空にいる少女」たちが誰一人としてできなかったことだ。 晴子は観鈴の笑顔を取り戻したい一心で、記憶を失った観鈴に必死に呼びかけ続けた。母の想いは伝わり、二人の親子の絆を思い起こさせることに成功する。記憶は戻り、器の崩壊を免れた観鈴は、晴子の胸で幸せに死ぬ。 翼人の使命は果たされ、輪廻は終わる。
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Q.裏葉の正体は? A.【推測】安倍晴明の母、葛葉がモデルだろうか。 葛葉はキツネであったというが、さて裏葉はどうだろう。笑い顔などはいかにもキツネっぽい感じだ。 裏葉の師匠である知徳は「今昔物語」において安倍晴明と術較べをする相手でもあり、裏葉と安倍晴明伝説との関連性は指摘できる。
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Q.神社から空を飛ぼうとしていた佳乃は、なぜ手首を切った? A.自分で切ったわけではない。バンダナを外したことで羽根の記憶が「再生」された。 【聖】「外傷はどこにもないんだ」 【聖】「その代わりに、手首の内側がひどい痣になっている」 【聖】「君の首についたのものと、同じ症状だと思う」 佳乃はバンダナを外して、魔法を使おうとした。だが魔法など初めからなかった。バンダナは聖が正気を保たせるために着けさせただけだったから。 往人が探しても見つからなかったところを見ると、初めは境内の下にでも隠れていたのではないだろうか。そして彼が去った後で、バンダナを外す。空へ飛ぶための魔法だから、空が見える場所、空に一番近い場所でなければダメだと考えたのか。 この町でいちばん空に近いここから、飛び立とうとしたのか?(SEEN503.TXT) けれどバンダナを外すことで白穂の記憶が蘇って、ただの夢のはずの「夢」が現実に影響を及ぼした。手首に傷痕が現れ、佳乃は賽銭箱の前に倒れた。 再生 物理的な外傷がないのに、佳乃は手首から血を流して倒れていた。夢の中で自害していた白穂と同じように。 佳乃に首を締められた往人は、物理的にはありえない痣を首につけられた。夢の中で首をしめられた八雲と同じように。 観鈴シナリオ、往人の背中でうずく傷痕の例を見ればわかるが、羽根の記憶は単なる記憶や夢のみならず、現実にも影響を及ぼすようだ。往人の背中についての直接的な描写はないものの、見ればおそらく痣が浮かび上がっていたのではないだろうか。
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Q.そらを空で待っていたのは神奈、それとも観鈴? A.【推測】観鈴。神奈は観鈴に完全に転生し、神奈の魂は観鈴という人間として死んだ。空に返ったのは観鈴だ。 もちろんそれは神奈の魂だったが、観鈴という人間に完全に転生してしまった以上、神奈は人格としては存在せず、ただの記憶、過去の思い出のようなものとして観鈴には認識されていただろう。それは次のセリフからも伺える。 SEEN231.TXT 【往人】「おまえは…誰なんだ」 【観鈴】「わたし? わたし、神尾観鈴」 【往人】「違う…その夢の中でだ」 【観鈴】「それはやっぱり…わたしだと思う」 【観鈴】「もうひとりのわたし」 その他、観鈴はかつての神奈のセリフを「余が」ではなく「わたしが」と言い換えていたりすることからも、神奈の人格は既に存在していないと考えるべきだろう。事実、観鈴の転生と思われる少女は「人形さん」という呼び方や「観鈴に似た笑顔」など、観鈴の特徴を中心に残していて、神奈の転生らしき振る舞いはただの一つも見受けられない。 神奈の魂は、観鈴の記憶によって上書きされた、観鈴の魂として空に返ったのではないだろうか。もはや以前のように不幸な記憶だけが影を落とす魂ではなく、幸せに生涯を終えた観鈴の記憶によって彩られた魂だったはずだ。
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Q.往人にとって観鈴はどのような存在だった? A.ずっと探し求めていた母親の笑顔を与えてくれる人。 往人が自分から旅を始めた動機は、母親の笑顔を再び見たいからだった。 DREAM観鈴シナリオ7/31 始まりは、母を探す旅。 もう一度母の笑顔を見たかった。それだけだった。 以下はどちらも往人(そら)に対してのセリフ。往人母と観鈴に直接の関係はないので、これは単にライターが、観鈴と往人の母との共通性を意識して書いただけのことだろう。 DREAM観鈴シナリオ7/31 【往人母】「一緒にいく?」 AIR編7/16 【観鈴】「一緒にいく?」 また、次の描写で往人は観鈴の姿から母親を連想している。 DREAM観鈴シナリオ7/24 観鈴の影が長い。 髪が風に揺られ、きらきらと光る。 ずっと前にも、こんな情景を見ていたような気がする。 子供の頃、母親と旅をしていた時だろうか。 往人は母の笑顔が見たい一心で人形を動かし続け、そらは観鈴が喜んでもらおうとして飛ぶ真似を繰り返す。 SEEN203.TXT 【みすず】「そうっ!」 彼女が喜んでくれた。 だから、ぼくもそれを繰り返す。 SEEN311.TXT 「うまくできたね」 母はそう言って、俺の頭を撫でた。 俺はただ一生懸命に、人形を動かし続けた。 母が笑う顔をもっと見たい、その一心で。
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Q.柳也と裏葉は転生している? A.裏葉は転生している、のかもしれない。美凪は裏葉の特徴を幾つも引き継いでいるように見えるが、方術で転生している往人という実例もあることだし、方術の達人たる裏葉が記憶などを継承させつつ転生できても別におかしくはない。 知徳や裏葉の言によれば、翼人は記憶を引き継ぐが、人間は記憶を引き継がない。 SEEN703.TXT 【裏葉】「しかしながら、呪いは消えることはございません」 【柳也】「なぜだ?」 【裏葉】「翼人は夢を継ぐものでございます」 法師から得た知識と伝承をつき合わせ、わかってきたことがある。 翼人は夢を継ぐ。 おそらく、夢とは記憶のことを指す。 つまり、翼人はなんらかの手段によって、子孫に記憶を引き継がせてきたのだ。 裏葉は「呪い」と「記憶」を同次元のものとして語っている。翼人は記憶を引き継ぐから、呪いも消えないのだと。 翼人は「記憶を継ぐ」。逆に言えば、人間は「記憶を継がない」。 だから、と受けて柳也は言う。 【柳也】「人として輪廻転生すれば、呪いもそこで終わるはずだ」 人間は記憶も呪いも受け継がない、と。 しかし人間の輪廻転生を否定しているわけではない。 岩戸の奧には、俺が編纂した『翼人伝』がある。 生まれてくる俺たちの子が神奈の魂を探すなら、かならず力になるはずだ。 そして裏葉は、子に方術を教える。 裏葉の血を受け継ぐ者なら、きっと達人になる。 俺たちが見つけられなかった道さえ、辿れるのかもしれない。 時を越えてさえ、俺は旅を続けることができる。 かけがえのない翼に、ふたたび巡り会うための旅を。 子孫たちは記憶ではなく血を繋いで、柳也と裏葉の想いを継いでいく。その象徴が柳也の『翼人伝』と裏葉の『法術』。それを指して「時を越えた旅」と言っている。だから本来なら、柳也たちの出番はSUMMERで終わるはずだったのだが… 美凪を見ていると、どうにも裏葉が思い出されて仕方ないのは偶然だろうか? 転生か、国崎家と遠い過去に分かれた血筋なのか。美凪が時たま見せる「気配を消す」という特技が彼女の持つ方術の素質に由来するのなら、方術は血によって受け継がれていくらしき説明もあるので彼女は裏葉の子孫ということになるのだが。
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Q.ラストの少女は、観鈴としての記憶を思い出せない? A.【推測】観鈴としての記憶だけは断片的に思い出せているようだが、それ以上は描写が足りないために不明。 人から人への転生で、記憶の継承は無理、ということなのだろうか。それとも星の記憶として返してしまったからなのだろうか。ラストの少女は、少なくとも7月17日の時点では、堤防に並んで座る往人と観鈴を見ても観鈴としての記憶を思い出せないようだ。 ただ、7月31日になると少女は観鈴のように「人形さん」という呼び方を思い出したりしている。これは、「目覚める」という漢字を忘れていたそらが後になって思い出しているのと同じだ。
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Q.呪いの発動条件は? A.【推測】翼人が想いを深く寄せること。そして、翼人に心を寄せた人が、翼人の想いを受け止める。夢を語り合うのはその一つの表れとして表現される。 呪いが発動するためには、翼人が想いを寄せることが第一の条件だ。 SEEN703.TXT 【裏葉】「柳也さまはお生命を奪われましょう」 『柳也どの、死なないでほしい…』 【裏葉】「神奈さまの、想いの深さゆえに…」 そして、その相手も翼人に心を寄せ、翼人の想いを受け止めることで、呪いは完成する。 【裏葉】「それは翼人に心を寄せる者を弱らせ、やがては死に至らしめます」 【裏葉】「柳也さまは、神奈さまの想いを常に受けとめておられます」 【裏葉】「わたくし自身は方術で受け流しもできますが、柳也さまは…」 柳也は想いを受け止めることで呪われてゆき、神奈の悪夢での柳也と同じ状態になってしまった。 空気ネタバレ専用スレッド 189 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/09/10(日) 00 24 こころが近づくと、神奈の閉じ込められている「柳也が死んだ夏の日」 とリンクされて、相手が神奈の心の中の柳也と同じ状態になってしまうんだよな。 それを回避するには、心を近づけないことだ。 SEEN702.TXT 【母】「神奈、あなたもです」 【母】「わらわに触れてはなりません」 八百比丘尼は異様なまでに神奈を触れさせることを拒絶した。けがれているからと八百比丘尼は言ったが、その真意はおそらく、神奈が自分に心を寄せてしまうことがないようにするため。 往人が観鈴を、観鈴が晴子を、わざと拒絶したのと同じように。
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Q.翼人の封印に鏡が使われていたのはなぜ? A.高野山の御神体は十二枚の鏡という表記が『梁塵秘抄口伝集巻第十』に見受けられる。 http //www.asahi-net.or.jp/~gi6t-kwbt/_column/_dat/tedium07.html